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ディレクター安田ブログ「疑問論」

2015年9月12日

なぜ1夜限りに燃えるのか?

こんにちは!クオリアの安田です。

昨晩、とってもいい匂いがするな〜と思っていたら

「月下美人」が咲いていました。

真っ白で、手のひらをめいっぱい広げたサイズの大きな花で、

とても良い香りがする花です。

私の好きな花の一つです。

IMG_0594

月下美人の花は一夜限りしか咲きません。

夕方から咲き始め、

朝までにはしぼんでしまいます。

そのため月下美人の花を見る機会はとても少なく、

私も久しぶりにその香りと花を楽しむことができました。

 

「美人薄命」という言葉がぴったりの花。

香りは優雅な気持ちにさせてくれます。

幸せな気持ちに浸る中、

次はいつ見ることが出来るのかなと思うと

切なさも同時にあります。

 

数時間しかないからこそ「特別」に感じる。

この花が毎日見られて、そこら中に咲き乱れていたら、

ここまでの印象を残すことはないのです。

 

私たちにも誕生日や記念日など「特別」な日がありますよね。

しかしこれはその日を「意識」しているから「特別」になります。

他の人からみたら“いつもの日”なのです。

「時間」を意識するだけで、その時が「特別」に変わります。

 

1、自分が時間を意識して、相手の印象を変える

例えば、お客様との商談

この時にしかチャンスがない時、事前に戦略を考えて準備しませんか?

自分が時間を意識することで、お客様に与える印象を変えることができます。

 

2、お客様に時間を意識させて、特別にさせる

例えば、タイムセール!

時間限定で販売すると、「今だけ」に心が引かれますよね。

お客様に時間を意識させる演出をして「特別」にしてしまいましょう。

日本人ははかないものを美しく、愛おしく思うものです。

この心理を自社の商品やサービスの戦術に活かしてみてください。

 

月下美人を育てるのは難しく、

愛情をかけてお世話をしなくてはいけないそうです。

1年間お世話をして、花が咲くのは一夜だけ。

「美人は一日にして成らず」とはこの花のことですね。

この花のように、とにかく日々努力!

ディレクター 安田

yasuda

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